脳内チェスの理想目標


脳内チェストレーニングの目的はチェスの実力を向上させることに変わりませんが
脳内チェスの理想目標というものを最近考えました。

理想目標へ至る前にいくつかの目標がありますので順を追って見ていきましょう。

準備段階
ボードイメージ編 から 脳内チェス編 までのトレーニングを一通り行い、頭の中でイメージの
仕方を覚え、イメージを高める。


目標1
ボードを見なくても、頭の中で
1手、2手メイト問題を解ける
駒数の少ない基礎的なエンドゲーム問題を解ける
基礎的な Tactics 問題を解ける


目標2
時間はかかっても、ボードを見ずに頭の中でゲームを最期まで行うことができる。

ここまでのことができても、ボードを見てチェスをすることとそれほど変わりはなく、この時点では脳内チェスがチェスの実力向上に役立っているとは言えないでしょう。目標2を達成する
のも容易なことではありませんが。


理想目標

1.3つの感覚習得

① 全ての駒配置が感覚的に分かる

駒配置を見る感覚ではなく、感覚的に分かるようにします。

② 駒の利きが感覚的に分かる

③ 駒の利きの影響が感覚的に分かる

これらを習得するためのトレーニングをこれから考えていこうと思ってます。この3つの感覚が習得できれば、ボードを見なくてもチェスができることはできて当然のレベルになると予想してます。

3つの感覚習得については別サイトの作成を考えてます。


2.脳内に Analyze board ができる

アナライズボードは通信チェスなどで、先の局面を読む時や、ゲーム後に局面を分析する時などに使います。

① 何手先でも局面を追っていける

駒の動きを追っていくのは難しくはないと思いますが、混乱せず、正確な記憶力が必要となるでしょう。

② 何手先でもその局面について考えられる

これは容易なことではありません。駒配置、利き、影響、全てが分かっていなければなりません。理想目標1を達成することが、理想目標2を達成することになりそうです。


現時点 ( 2013年12月 1日 ) ではこの2つの理想目標を考えてます。理想目標は将来的に変更、追加、修正する可能性があります。今はまだ実験段階ですが、脳内チェスは実力向上に大きな可能性を秘めてます

今後も新しいイメージ等の記事を作成予定ですが、それは直接 理想目標を達成するための方法とは異なるものも多いですのでご了承下さい。


追記

2013年 12月 1日 理想目標を変更、修正を加えました。
以前、1つめの理想目標は、「 駒配置と利きの完全把握 」 としてました。また、脳内の Analyze board は何手先でも局面を追っていける、ということだけに着目してました。


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