斜線の瞬間イメージ ( 単線 )


駒の利きイメージ編のビショップのところで斜線をイメージするトレーニングを行いましたが
その時は各斜線がどの位置を通過するか確実にイメージできることを優先させていました。

脳内チェスのトレーニングを1通り終え、その後、1手2手メイト問題やエンドゲーム問題のトレーニングを継続しているならば、今度は斜線を瞬間的にイメージできるようになりましょう。

イメージしづらい5マス、6マス、7マスの斜線を瞬間イメージすることがメインですが、感覚をつかむため4マス斜線の瞬間イメージから始めます。

下図の4マス斜線を1、2、3、4と数えながら瞬間イメージしていきます。
1つの図に対して1と数えるのであって、4マス斜線の4マスを1、2、3、4 と数えるのではありません。









同様に5マス斜線でも行なってください。

6マス斜線は 「斜め6マスイメージ ( リンク )」 の仕方でイメージすると瞬間イメージしやすいです。a3 ~ f8 斜線 と c8 ~ h3 斜線を下図のように連続イメージできます。




7マス斜線は下記の順で行った方が連続イメージしやすいです。
a2 ~ g8
b1 ~ h7
a7 ~ g1
b8 ~ h2


5マス、6マス、7マス斜線の瞬間イメージが難しい場合は、端マスから端マスへ素早くイメージしていくことでも構いません。


ボードの内側にあるマスから5マス、6マス、7マス斜線をイメージしていくことは、端マスからイメージしていくことよりイメージしづらいです。

そんな場合1つのコツとしては、端マスからはイメージしやすいということに注目し、例えば e3 のマスから斜線をイメージするとき

① e3 から c1 まで先にイメージする
② c1 から h6 までイメージする

① e3 から g1 まで先にイメージする
② g1 から a7 までイメージする

というように、e3 から端マスへ近い方を先にイメージし、その後 その端マスから再度斜線をイメージする方法が有効です。

また、次の記事で扱う交線の瞬間イメージができればさらに良いでしょう。

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